金髪の美しき聖女騎士セリーヌは、神殿直属の守護者として民を護ってきた。
純白の甲冑を纏い、祈りを武器に闇へ立ち向かうその姿は、まさに「神の盾」と讃えられていた。
だが魔族長ゼルファードとの戦いに敗れ、鎖に囚われた身体に‘烙印’が刻まれる。
それは痛みではなく、祈りをかき消すほどの甘美な快感を注ぎ込む魔の印。
抗おうと祈りを繰り返すほど、唇から溢れるのは女の喘ぎ。
涙は清らかな誇りの証ではなく、悦びに濡れる従属の滴へと変わっていく。
――やがて彼女は自ら「従う」言葉を口にし、聖女の象徴は屈辱と快楽の証へと塗り替えられる。







＜作品詳細＞

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文字数:11，249字



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